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出産の記録④~社労士がママ社労士へ~乳腺炎との闘い

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こんにちは!

ママ社労士のままてぃーです。

出産の記録①~社労士がママ社労士へ~

出産の記録②~社労士がママ社労士へ~

出産の記録③~社労士がママ社労士へ~

続きです。

産後の私を悩ませたことの一つに「授乳がうまくいかない」ことが挙げられます。結果として産後3か月位からはだいぶ落ち着くのですが、11か月の今でも悩みは尽きません。

そんな結構大変と思う日々の授乳ですが、そんなの比にならないくらい大変だったのが、産後1か月半位に発症した乳腺炎です。聞くのと体験するのとでは雲泥の差でした。

やっと直接飲めるようになってきた

産後退院したタイミングではほとんど直接母乳を飲むことが出来ず、搾乳したものを哺乳瓶から飲んでいたわが息子も産後1か月ちょっとした頃から少しずつ直接飲めるようになってきました。それでもムラがあるので、メインは搾乳、直接飲むのは練習程度だったので、片方のみ飲ませたり、飲みやすそうな方で練習したりと日々を過ごしていました。

退院後も週一のペースで母乳相談室に通っていたので、体重の増加を見ながら授乳指導を受けていました。するとおよそ産後1か月頃から直接飲むのみでいってみようとなったのです。

ようやく寒い夜中の哺乳瓶洗いやら搾乳から解放される…と思いましたが、私は母乳過多なのか、結構張る方だったので、小食の息子が飲むだけでは胸はパンパンでどうしようもなく、搾乳機で絞っては捨てることもありました。(勿体ない)

あれ、しこりがある

そんな日々を過ごしていると、右胸にしこりができました。育児雑誌でもよく読んでいたので「わたしもかあ」と思い助産師さんにも指摘され、しっかり母乳マッサージを受けながらしこりを解消する方向で進んだのですが、一向に小さくならない。もちろん息子は小食なのでしっかり吸ってくれない故に戦力外。

しだいに焦ってきて搾乳機でガンガン絞ったりして日々を過ごします。今思えばこれは私には合っていない方法でした。

息子がうまれ最初のクリスマス

この時、事件が起きていました。

12月23日

相変わらずよくならない右胸のしこり。痛みが強くなり、さすがに不安だったので、市内の乳腺科に連絡するもどこも年内は予約でいっぱい。。。

出産した総合病院にも乳腺科あるけど人気だし断られるだろうなと思いながらも母乳相談室(出産した病院内)に連絡したら、まずは相談室で状況を見て、必要なら乳腺科に回してくれるとの事!そのため、まずは母乳相談室へ。

b見てもらった結果、「乳腺炎だね」とのこと。この時の熱は7度台だったかな。これから上がると思うと助産師さんから言われてました。

この日は産科に回してもらって診察をうけ、エコーで2センチくらいのしこりだと判明し、まずは解熱剤と抗生剤を服用して様子を見ることになりました。

帰宅するころには8度5分を超えてかなりつらい状態でした。

12月24日

クリスマスイブです。解熱鎮痛剤が効いてる時間は痛みが少なくなり、熱も引いてくれるのですが、切れたら明らかに分かる痛みと熱にうなされることの繰り返し。抗生剤を飲んでもなんも変わらないような感覚でぐったり。

でも、インフルエンザや風邪と違うのは、痛みと熱はひどいけど、気持ち悪さや吐き気はなかったのでそこは助かりました。

12月25日

クリスマスです。再度母乳相談室に行く日でした。乳腺炎を発症してからは毎回ベテランの助産師さんが担当してくださいました。今まで何人もいたんだろうなあ。。。

産科の先生に診察をしてもらうも、しこりはよくなっておらず(むしろちょっと大きくなった)乳腺科に回されることとなりました。

本来は予約がないと罹れない乳腺科にたどりつき、午前の診療の最後にねじこんでくれました。

ドキドキしながら診察を受けると…「穿刺します」とのこと。

胸に針をさして患部から内容物を取り除くってことです。。。

最初、麻酔なしと言われたのですが、さすがに勇気がなくて麻酔してもらいました。この麻酔自体がまーーーー痛い。歯医者の麻酔と比べものにならん位痛かったです。

そして患部の穿刺です。

はい、麻酔の意味ほぼありませんでした。とにかく痛い。抜かれる感覚血液検査の比じゃない。35年の人生、出産の次に痛かったです。あっという間に終わったはずですが、すごく長く感じてしまいました。

処置が完了し、朝から付き添ってくれてた母と、連れまわされた息子とともに帰宅。

胸は穿刺の余韻でまだまだ痛い時間が続いていました。

痛みと熱は薬で抑えながらあとは患部がよくなることをお祈りするクリスマス。

夜ご飯はしっかりいただきました。

12月27日

年内最後の病院営業日。本来なら予約でいっぱいのところ、受け付け開始と共に入り診察をしてくださるということだったので感謝しながら通院。息子は実家で見てもらいました。診察の結果は順調に良くなっているとのことでこのまま頑張って息子に飲んでもらうことが一番の治療だといわれいったん区切りとなりました。

如何せん年末年始を挟むこの時期に爆弾抱えて実家から夫の実家への移動(県内)もあり不安しかなかったのですが、どうしてもの時は当番医がいるから困ったら連絡するように声をかけてくれたので安心でした。

 

ちなみに、抗生物質を飲みはじめてから腸内の善玉菌が減ったようでずっとお腹ピーピーで辛かったです。27日に整腸剤を出してもらってもあまり効かなかった…

乳腺炎侮ることなかれ

私の母も乳腺炎になったと聞かされており、大変そうだなーくらいにしか思ってなかったのですが、実際自分がなってこんなに辛いことがあるものかと悲観的になりました。一説によると乳腺炎の痛みは外科的な病気の中で一番痛いそうですね。

出産の痛みは終わりがあったので頑張れたけど、乳腺炎の痛みは本当に耐えがたいものでした。

私のように授乳がうまくいかずに発症するかたもいると思うので、何事も早めにプロに相談するのが必要と感じます。そして絶対我慢しちゃいけないとも思います。産後のメンタルガタガタな時期でもあったので、自分のことより子供子供!精神だったため、胸が痛いのは気のせいと流しがちですが。

後日談

年明けに帰省先から自宅に戻り、自宅のそばの母乳外来にお世話になりました。そのころもしこりは残っているものの、乳腺炎の痛みはなくなり、従来通りの母乳出すぎてパンッパンで痛い重いという症状でした。

助産師さん曰く、搾乳機で絞ったのも乳腺炎の一因かもとのことでした。搾乳機は便利なのですが、満遍なく絞るため一番搾りたい腺を狙いずらいのだそうです。できれば手で狙って絞った方がいいねとアドバイスされました。

まだまだ授乳がうまくいかず、ヒリヒリした痛みやハリに悩む日々は続きましたが、3ヵ月頃でしょうか、ついに痛みなく、「普通に」授乳できるようになったのです。ここまで来るのに物凄く時間がかかり、精神的にも落ち込み、他人と比べて悩む日々でしたが、やっとスタートラインにたてました。

↑このクリームを塗りたくって保護してました。

しかし、その後も暴れ飲み、遊びのみ、齧る、拒否、飲まず食わず、と思えば自分でシャツまくって吸い付いてくる等、あまりおっぱいに執着はないようですが、授乳にかかわるトラブルをフルコースで経験し、今です。

まだしばらく授乳は続きますが、トラブルに注意しながら頑張ります。

それではまた!

 

 

ママ社労士
ままてぃー
2018年合格、2019年社労士登録 一児の母です。 モットーは なんとかなる なんとかする なんとでもなる