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ママ社労士のままてぃーです。
茨城在住、旅と音楽が大好きな一児のママです。
私は長年の勉強が実を結び、2018年に社会保険労務士試験に合格し、2019年に社労士登録をしました。
社労士登録は30代半ば…私は27歳まで美容師でした。
美容師から社労士へ、というとあまりに真逆な職業選択かもしれません。そんな中、なぜ社労士を目指すことになったのか?
手に職から頭に職を
よくある話ですが、私は手荒れがひどく、デザイナーデビューしてからも中々の酷さでした。絆創膏とステロイドが手放せず、一苦労。なんとか持ちこたえている状況で考えたのは、
手に職とはいっても、手がダメになったら私どうするの?自分の手を使わなくてもできる仕事も考えたほうがいいのでは…
美容室オーナーになりたいという気持ちはなく、ずっと第一線でお客様と接していたかった為、体を壊してしまったら私はどうやって生きていくんだろう?と考えたのが20代後半に差し掛かったころでした。
自分にがっかり
ある時、お客様と話していて、その話題についていけないと感じることがありました。
私のウリは美容師らしくないことでした。いらない会話でつなぐのではなく、お客様がお喋りしたい内容についていけるように、なるべくニュースを耳に入れ、時事問題にもついていけるようにしていたつもりでした。自分の興味のない分野も色々調べたりしてボキャブラリーを増やすことを心掛けていたのです。
そんなころ、なんてことない話題だったと思うのですが、うまくお客様のお話に乗ることが出来なかったことがありました。その時、
私、こんなことも分からなくなっちゃったの?
すごくショックを受け、その時に、もっと世の常識や、自分の仕事以外ももっと知る必要があると思い、とりあえず本屋で就活生が読む一般常識の本を立ち読み。そのころから、なんとなく転職のことを考えるようになっていました。
それと同時に地元で戻って仕事をするにはどうすればいいのかを考えてました。
無知な私がまず考えたのは、転勤がなく、地元で仕事ができる「地方公務員」でした。しかし、専門卒ですでに20代後半の私が、公務員試験を受けることはタイムリミットもすぐだし、大卒レベルの勉強をしなければいけないという壁にあたり早々に諦めました。
そして出会ったのが社会保険労務士です。
学生のころから資格を取るのが好きだったので、今度は資格ありきで仕事を考えました。
得意科目は社会と体育と音楽→生かせるかもしれない資格は…
社会保険労務士、社会福祉士、通関士、中小企業診断士、行政書士…
日頃なかなか過酷な労働環境だった私が選んだ資格は社会保険労務士でした。
マークシートだし、得意科目だからまあ取れるでしょ!と安易に考えたのでした。これがその後とんでもなく大変な受験勉強になるんですが…
まずはFP3級
美容師在職中に、何も事務経験もなければ世の中も知らない状況だったので、転職するにもなんかしら準備をせねばと考え、FP3級を取得しました。正味1か月くらいの勉強で無事合格。今思えば3級が直接仕事に生かせるわけではないのですが、当時の私は、ない知識を少しでも増やすために受験をし、少しずつステップアップしていこうという気持ちでした。その後社労士の勉強中にFP2級も取得しました。
事務職に転職
美容師をやめてすぐに地元に戻るのは無理でした。なんせ事務未経験の私を採用してくれそうな会社がない。だったら東京で事務を経験してから地元に帰ろうと考え、派遣で外資系企業の総務に所属することとなりました。まだ20代だったのもあり、この会社に派遣してもらえたことはとても幸運で、様々な経験ができ、とても感謝しています。育休の方の代理で入っていたので、期間満了後はさらに社労士の仕事に近づける職場に派遣で行くことになります。この2社目の会社、大変なこと沢山ありましたが、電話でのヒアリング能力やその場で判断する能力、大企業の内情などなど学ぶことが多すぎるくらいでした。派遣から直接雇用にもしてもらい、評価もしてもらえており良い環境だったと思います。しかしこの時点で社労士受験4回落ちてました。
社労士の実務を知りたい
そのまま会社にいることも勿論出たのですが、仕事内容に目新しさが無くなったのも事実。試験もなかなか受からない。こうなったら社労士事務所で修行させてもらいながら受験を続けたほうがいいのでは?そう考え、ついに社労士事務所に転職をします。
こうして私は美容師を辞めてから4年後に社労士事務所に転職することになりました。ここが私の今の職場です。まさに少数精鋭の事務所で濃い仕事をさせていただいてます。
社労士試験合格→東京会に所属
紆余曲折して、7回目の受験でようやく社会保険労務士試験に合格することができました。
文字にするとたったの2行ですが、この合格までの道のりがとんでもなく大変でした。でもその分たくさんのことを学んでこれたのも事実です。
社労士合格でようやくスタートラインに立てました。
このブログでは社労士実務のほかにも、受験生時代も振り返っていこうと思っています。
そして今は一児の母でもあるので、育児のこと、趣味のことも織り交ぜていく予定です。
それではよろしくお願いいたします!