こんにちは!
ママ社労士のままてぃーです。
社労士試験のみならず、様々な勉強をしていると「分かったつもり」になっていることありませんか?
この「分かったつもり」が得点の伸び悩みにつながっていると私は考えています。
分かったつもり?
例えば授業を聞いて、教科書を読んで、「あーなるほどね!分かった!!」という場面よくありますよね。それでは、いざ習った範囲の問題を解いてみるとどうでしょうか?不正解の部分もあると思います。
この現象自体は、まだ問題を解くレベルに達していなかっただけということもあるのですが、「分かったつもりになっていただけで、理解していない」ということも多くあります。
英単語の暗記と通づること
例えば、ただの暗記ものであれば、「100個の英単語を覚えましょう」という課題に対して、自分なりに時間をかけて暗記をすればほぼ正解できると思います。
しかし、「覚えた100個の英単語を使って英語で手紙を書きましょう」という課題が出たときに単語を覚えただけで手紙を書けるでしょうか?
もちろんNOですよね。
私がお伝えしたいのは、過去問を解いたりしていることで「勉強している」と感じ、「その問題しか解けない=過去問回答の暗記」になってしまうことを防いでほしいということです(実際の私がそうでした)。
こうなってしまうと、見たことない問題が出たときに正解できない、論点がどこか分からないということに繋がってしまいがちだからです。
置き換えると…こうなります。
- 過去問を解くことが出来る=英単語を覚える
- 見たことのない問題が解ける=英単語を使って手紙が書ける
社労士試験は暗記だけではなく応用力が必要
近年過去問のリピート出題は減っていますが、過去も今も試験は法律に基づいて出題されます。つまり、過去問と似た問題が出なくても、必ず元となる法律は同じ。
法律の理解があれば応用して問題は解けるはずです。
本試験では○×がつけられればOKです!
しかし、学習段階では問題を解くごとに【△△だからこれは間違い(正解)】ということをしっかり押さえてください。
練習方法としては、
①×肢のどこがどう変われば○になるのか。
②ここが違うから×として解いた問題の論点本当にそうであったか確認。
単に正解不正解だけみていくと、自分が間違えた問題しか復習ができません。それにプラスして【正解したけど、本当に自分の理解で正解したのか】をチェックしてみてください。
まぐれで正解したものや、消去法で正解したものは本試験で間違える可能性があります。
案外分かったつもりになっていて実は誤った理解であることも多いです。
繰り返しですが、本番は○×がわかればOKです!5肢の中で比較で解答できれば問題ありません。その力を安定的に発揮するにはやはり理解が必要です。
今、じっくりと向き合う余裕のある時期にしっかり取り組んでみるのもいいと思います。
まとめ~分かったつもりからの卒業~
分かったつもりからの卒業はどのレベルなのか?目指すところは「他人に教えられるレベル」だと思います。教えるということは自分がしっかり理解していないと質問に答えられないですからね。どの角度から質問されてもある程度教えられるようなレベルに持っていけたら理想だと思います。(こういう私も得意分野以外ではそのレベルに達していませんが)
特に択一式の得点に伸び悩みを感じている方がいたら「分かったつもり」を棚卸してみてくださいね。
それではまた!