こんにちは!
ママ社労士のままてぃーです。
独学で玉砕した翌年、社労士受験歴も3年目の出来事です。
受験3回目(2014年)
さて、今まで資格試験というもので落ちたことが有るのは「ネイリスト2級」だけだった(社労士に比べたら今まで合格した資格の難易度は比べ物にならない)のですが、不名誉な記録が積み重なる中、ついに予備校に通うことを検討し始めました。
年明けの1月に。
なかなかのスロースタートです。
この時期に予備校に通うことを検討したのは理由があって、美容師を辞めて数年たち、派遣ながらも収入が安定し、職場もほぼ残業無し。これは予備校に通えと言われているようなもの。
どこの予備校にしようか?
当時の私が知っていた予備校は、大原、TAC、LEC、IDEで、その中から通えそうな場所、費用を考えた結果、「模試を受け続けた」という理由で大原にしました。(通勤定期の経路上だったのもあり)
大原に決めたものの、年明けからのスタートだったのもアリ、「何も考えずに速習コース」を選びました。特に説明会も出ず、誰にも相談せず、カウンターに行って「このコースでよろしく!教育訓練給付申請したいです」という軽いノリ。
一応、速習コースの対象者に「初心者から」と書いてあったんです。それならいいでしょと熟考しなかったツケが後々回ってきます。
速習コースとは
現在は名前も内容も大幅に変わっているので、何の参考にもなりませんが、当時の速習コースは、教材はベーシックなコースと同じ、直前期の答練は駆け足、(たしか)中間模試は自宅受験、通常の授業は1.5倍速というスピード感。
立ち止まって考えたら、初心者にこのスピードは無謀でした。個人差があるとは思いますが、法律の知見なし、仕事をしながらの勉強、初めての予備校…きちんとカウンセリングを受けて適切なコースに行けばよかった。。。
予備校の授業は?
初めての予備校生活です。週に2回平日の夜間に通いました。大原の中でも広い教室に結構な人数が詰まっていて、今でいう密です。
講師は実務家の方で、優しい語り口で分かりやすく重要なポイントは☆の数でランク分けをしてくださるかたでした(通っている人は分かるかも)
ただ、私は最初なかなか付いていけず、ちょっと理由があって講師から心が離れた時期がありました(最終的には素晴らしい講師だった!となります)
ちなみに、予習はせず、復習もそこそこ、配布されている問題集も正直まじめに解いていないという「もったいない」予備校生活を暫くおくります。
成績はどうなった?
そんな勉強の仕方で成績が上がるわけもなく、もちろん模試はボロボロ。択一式は20点台です。それでも前年の本試験よりはマシなレベル。
直前期に入ったころ、転機が訪れます。法改正講義などは講師が変わったのです。
「あれ、たのしいかもしれない」
その流れで、直前期の答練の頃からいつもの講師に戻り、すんなり講義が頭に入るようになってきました。これ8月の話。
3回目の本試験の結果は….
想像通りの不合格のでしたが、大きく成長しました。
まず、選択式→足切りなし。合格基準確保!
→この年の選択式は割と素直な問題だった記憶があります。それに味を占めて私は「デキル人」の仲間入りをした気になっていました。翌年の悲劇も知らず…
択一式は39点で、まったく合格点には及ばなかったものの、最終の模試から10点あげることができました。この年の最大のミスは労基で足切りがあったこと。確か1点とか2点しか取れなかった。。もしここで7点位取っていれば合格も見えていたのです。
大いなる成果を感じ翌年での合格を射程圏に!?
やはり私にとって、予備校をうまく使うことが必須でした。もちろん通信でもいいと思いますが、私は「教室で教えてもらう高校スタイル」が一番捗るタイプです。学生に戻った気持ちで取り組むことでここまで伸びたと感じています。
この試験の厳しさは、選択式で手ごたえがありと思っても、その手ごたえが翌年通用しないこと。なんなら選択式で合格水準に達してからが本番だとすら思います。
現に、選択式で良い結果が出た翌年以降、択一式は50点~60点取りながら選択式で足切りになるケース、私も含め大勢います。
つまり、自分的選択式当たり年が来るまで択一をとにかく頑張ることが必要。そして諦めないことですね。
私はこの後3年かかりましたが、やっぱりしっかり勉強しててよかったと心から思ってます!
さて次回は受験生活4年目。開花の年です。
それではまた!