こんにちは!
ママ社労士ままてぃーです。
今回は模試についてです。
模試は必要?
この時期になると、各予備校での模試の申し込みが始まっており、予備校で学んでいる人は、他校も受けるか迷うこともあると思います。
まず、社労士試験合格のために、模試が必須とは限りませんが、合格者の多くは受けている方が多いのではないかと思います。
私自身は「模試必要派」です。
↓このようなタイプの方は受験することを検討しても良いと思います。(私がこのタイプ)
- 何が分からないのか分からない
- 環境が変わると実力を発揮できない(本番に弱いタイプ)
- みんなと違う行動をすると不安になる
- 自校での成績は良い方だと思う
- 選択式が怖い
何が分からないのか分からない
私は完全にこのタイプで、何となく解いて当たったり、何回も同じ問題を解いて回答を暗記してしまっているので論点をスルーしており、違う角度から問われると答えられないのが初期でした。先生に「何か分からないことありますか?」と聞かれても「いえ、大丈夫です」と全然大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう状況。
そういう人こそ、全科目の復習が出来る「模試」を有効活用してほしいです。
見慣れない問題を解くことで、苦手な分野が見えてきます。そこが恐らく「自覚できていなかった分からないところ」です。解説をみて、テキストを読んで克服できる伸びしろです。
環境が変わると実力を発揮できない
これは慣れるしかないです。スポーツ選手やメンタルトレーニングをしている方がいればそれもプロの域なんでしょうが、我々ごく一般のひととして出来ることは、「とにかく慣れる事」今年もコロナの影響で模試の会場受験が無いことも考えられますが、そうであれば、いつもと違う状況で解くことを心掛けてほしいです。
- 自宅受験であれば、わざと勉強机ではない場所で解く
- (コロナ対策はしっかりして)図書館やコワーキングスペースなどで解く
→勉強NGではないところを選びましょう。マナー大切です。
張り詰めた空気に飲まれることも想定内です。そんな中で少しでも集中できるように普段から訓練出来たらいいですね。
その点、会場受験が出来れば、良い予行練習になると思います。
みんなと違う行動をすると不安になる
「どこの模試受ける?私は3校で~」など、受験生同士、またはツイッターやインスタの勉強アカウントの方の発言を見て、「私も受けた方がいいのかな?みんな受けるなら受験しなきゃだめかな?」と不安になる方もいると思います。
そうであれば受験しましょう。
自分の性格はすぐには変えられません。他人と違う選択をして不安になるくらいなら、その自分を受け入れて、不安にならない選択をする方が受験期には有効だと思います。
自校での成績は良い方だと思う
自校の問題は解けていたのに、模試で他校を受けたら散々な結果。。。というのはよくあることです。
それは当たり前で、教え方にも特徴があるように、模試の作り方も各校特色があり、基本的には自校の生徒が得点しやすいように思います。
だからこそ、他校の模試を受けることは「本試験を受ける心づもり」ができ、慣れない出題傾向であっても本試験で慌てないための訓練になります。
選択式が怖い
殆どの方がこれにあたると思いますが、模試は受けるだけが目的ではありません。
なんなら問題は全部解かずとも、「選択式だけはしっかり復習」するだけでも価値があります。
本試験で模試で出題された内容が万が一出た場合、多くの模試受験者は解けたのに、自分だけ解けなかったということは避ける必要があります。
そのため、模試をすべて解く時間を捻出できない場合は、選択式の問題を購入したと割り切ってもいい位です。
模試は何校受けるのが良いか
これは個人差がありますが、自校の模試以外にできれば一つ以上受験したいところです、理由は↑にも書いた通り、選択式の出題や、自校以外の出題形式に慣れるためです。
私は受験生の頃、毎年3校受けていました。
- 大原(通っていた)
- TAC
- IDE
自校の大原は言わずもがなですが、広い体育館のような場所で受験できる年もあったので(水道橋本校)本試験さながらの環境でした。隣の人汗臭かったなーとか、貧乏ゆすり凄かったなーとか、消しゴムの勢い伝わりすぎとか色々ありましたが、それも含めて「臨場感」を体験でき、本試験、隣に誰が来ても動じない訓練だと思ってました。今年はコロナ禍で会場受験は難しいのかな?
TACは受験生が一番多いので受けていました。TACの予想が当たった場合、自分が解けないことがリスクになるからです。例年TACは難しく、得点が伸びなくて一喜一憂するのですが、細かい論点を出していることもあるので、あまり気にしすぎず、落ち込まず、選択式対策として利用していました。
IDEは別次元の難しさで、合格した年ですら択一式30点台でした。それでも受けていたのは、たぶん井出先生のファンで、解説が聞きたかったからかもしれません。
井出先生の解説CDは今でも保管しています。昨年閉塾してしまったのが残念です。iDE社労士塾 閉塾
まとめ
今回は模試を受けるか受けないかに焦点を合わせましたが、結果、「受ける事を推奨」するような内容になってしまいました。
私自身、模試をバロメーターや本試験までの勉強のペースメーカーをしていたため、どうしても受験を推してしまいます。
一方、勉強自体に時間を割くことが難しいかたも多くいらっしゃると思います。その時は無理せず「人は人自分は自分」自分が有する時間をいかにうまく利用するかを考えて本試験まで突っ走りましょう。
模試は受けなくても合格する人は合格します。
ですから、日々自信をもって勉強を続けていきましょう。
別の機会に模試受験後の活用法もお伝えしようと思います。
それではまた!