こんにちは!
ママ社労士ままてぃーです。
我が家は30代夫婦+1歳児の三人家族です。夫も私も現在サラリーマンですのでいずれは定年がきて、引退…とはいかない時代だろうと思っています。何らかの形でながーくながーく働くことが必須でしょう。
そんな中、インスタグラムでフォローしている方の投稿が毎度役に立つことが多く、今年出版もされていたので本を購入してみました。
社会保険も学べる本
今回購入した本はこちら
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本当の自由を手に入れるお金の大学 両@リベ大学長
タイトルのみ見ると、ちょっとアレ(怪しい系)に見えるのですが、内容は非常に至極真っ当真面目です。
貯める
稼ぐ
増やす
守る
使う
と大きく5つに分けて説明されており、この中の「お金を貯める」箇所に社会保障について初心者にわかりやすく書かれています。
主に民間保険の見直しをするときに、社会保険をしっかり理解しようという内容です。
その中で、日本の健康保険は世界一という解説があります。日本に住んでいるとあまり実感がわかないのですが、例えばアメリカは皆保険ではなく、お金を積めば積むほど良いお医者さんに診てもらえるというような世界だそうですが、日本では皆保険ですし、お金持ちも庶民も同じ負担率で医療を受けられますし、どこの病院にも罹れます(自由診療等特殊なものは除きます)
この当たり前は世界的に見たらまったく当たり前ではないんですよね。某アジアの国からは治療目的で旅行商品が売られていると聞いたこともあります。
また、年金制度もしかり。公的年金だけで生活するのは難しいですが、だからといって払わないで良い理由にはなりません。
よく、街頭インタビューで「将来年金はもらえないと思うので払ってません」みたいなものを見ますが、そういう人に限って民間保険は入ってたりするんですよね。でも、公的年金を無視して民間保険にお金をかけることが本当にお得なの??
というような疑問にズバッと答えているのがこの本の良いところです。
詳細は著作権の関係もあるので載せられませんが、社労士目線ではなく、学生が読んでわかるレベルでとても分かりやすく解説がされているので、学生さんが読むのにも良い本だと感じます。
私たちが「社保加入は会社の負担が大きいから嫌だ」という社長さんと話すときにちょっとしたネタになるかなと思います。
他には障害年金、遺族年金、介護保険、出産手当金、高額療養費、失業等給付などなど、私たちが日ごろ目にする内容が条文ベースではなく、素人が理解しやすい図解でポイントを押さえて書かれていますので、是非一度読んでみてもらいたいです。
我が家の役立て方~正しく知る~
現在、我が家は家計の見直し中です。保険、スマホ代の見直しと、新たに資産形成のため積み立てNISAの本格的な活用を検討しています。
積み立てNISAについても将来の取り崩し方についてまで細かくかつ分かりやすくのっているので、今それを読んで絶賛勉強中です。
仕事に育児にコロナ禍という特殊な環境に…ストレスが溜まりやすい中ですが、正しく知ることは不安を少なくして安心を大きくし、より豊かな人生を送ることにつながると思います。なので我が家はまず「正しく知る」ことから始めます。
仕事にも生活にも役立つ
269ページフルカラーで1,540円。この価格でこの充実した内容なので、ちょっとでも興味のある人は「買い」の一冊です。
生活にはもちろん、社労士、受験生にもとても役に立つ良書です。
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いつも条文ベースの難しい本を読んで疲れることも多いと思うので、たまには「スッと頭に入ってくるような本」を読んでリフレッシュがてら勉強するのも良いのではないでしょうか?
それではまた!